カレーをたっぷりと作り置きする人は多いと思います。僕も 1人暮らしの頃は、1週間分ぐらいドカッとと作って作り置きしていました。
こうやって作り置きをすると気になるのが「どれくらい腐らないで食べられるのか?」という点。そんなわけで「カレーを毎日煮込んだら腐りませんか?」その答えは…
腐ります(笑)
そうなんです。気を付けて下さい(笑)とりあえず、「常温に放置したらダメ」です。これだけは守ってください。
- 毎日火を入れること。
- 常温に放置しないこと。
この2つを気をつけてください。
毎日火を入れるのは何故か
といいますと、調理してから時間が経つと菌が増えてきます。放置すると菌はだんだん増えてくるんですね。
でも、熱を加えると菌は死ぬんです。1回増えても死ぬ。だから、1日放置して菌が増えても、加熱することで菌を殺すことができます。とりあえず、加熱すれば悪い菌はほとんど死にます。
でも、
熱を加えても死なない菌
がいるんですね。よく学校給食とか炊き出しとかで食中毒が発生したときにニュースになるウェルシュ菌。先日もカレーの食中毒でニュースになったりしていました。こいつらは、熱をめっちゃ加えても死なないんです。
で、それじゃあウェルシュ菌の食中毒を防止するにはどうすれば良いかといいますと、カレーの温度がウェルシュ菌が最も増えやすい50度前後になっている時間をなるべく少なくすることです。
また、
ウェルシュ菌は空気が少ないところで増える菌
なので、めっちゃかきまぜて欲しいです。たくさんかき混ぜてカレーの中に空気を入れ込んで欲しい。
だから、毎日火をいれて一般的な悪い菌を殺したら、たくさんかき混ぜて、すぐ冷蔵庫に入れて冷やす。ということを毎日繰り返していれば腐りません。
特に夏とかで常温に放置しておくと危険です。
例えば、1回火を入れると70度ぐらいまでカレーの温度があがります。それを、夏の季節にそのまま放置しておくと、外気温が30度ぐらいなので、カレーが50度前後になっている時間がめちゃくちゃ長くなってしまいます。そうするとウェルシュ菌が増えちゃって、それで食中毒になってしまうというわけです。
なので、毎日加熱していてもウェルシュ菌に当たって食中毒になってしまうということがあります。他の菌は死んでいるんだけどダメなんです。
毎日火を入れる。かき混ぜてすぐ冷やす。この2つを気をつけて楽しいカレーライフをお過ごしください。
かれぇ☆はんたぁから一言
作り置きしたカレーはタッパに小分けにして冷凍しておくのがおすすめ。食べる分だけ温められるので便利ですよ。