日本のカレーだと具材は、人参、じゃがいも、玉ねぎ、豚肉、牛肉、くらいな感じでしょうか。日本人は、ほとんどが仏教徒なので、豚肉、牛肉を食べられます。しかし、本場インドでは…
豚肉と牛肉は宗教上の関係で食べられない人が多いため、あまり使われません。豚肉、牛肉は、ヒンズー教とイスラム教の方は、それぞれ食べられないんです。なので、日本のカレー具材は、本場インドとは、違います。
じゃがいも、人参は、本場インドでもカレーの具材に使うけども…
じゃがいもは全世界でよく食べられている野菜なので、どの国でも様々な料理に使われています。インドの場合だと、じゃがいもは単体のカレーの具材として使われます。
副菜として、じゃがいも単体のカレーを食べているんですね。日本人が思い浮かべるであろう、カレーの具材としての使われ方はせず、単体のカレーになります。
人参も同じで、インドでは、いわゆるカレーの具材としては使わないんですサラダになったりとか、人参をいくつかの野菜を煮たサブジといったカレーになったりとかします。
人参、じゃがいも、玉ねぎがカレーの具材になった理由
でね、これ、なんで違ってくるかというと、そもそも料理の成り立ちが違うからなんです。日本のカレーは海軍のカレーが大元になっています。海軍の船って、海に出たら何ヶ月も船の上にずぅーっといるわけですよ。
何ヶ月もね、海の上にいるわけですから、葉っぱものの食材は、すぐ腐っちゃうわけですね。それに比べて、人参とか、じゃがいもとか、玉ねぎみたいな根菜類は、腐りにくいし、保存できる期間も長いんです。
あと、葉物みたいに水がなくても、意外と冷暗所に置いておくだけで長持ちする。こういった理由もあって、この3の野菜が選ばれたのだと思います。
本場のカレーと日本のカレーは似てるけど違う料理
で、その海軍カレーが給食として採用されるなどして日本全国に広まったので、カレーといえば、人参、じゃがいも、玉ねぎ。という三種の神器みたいな具材として定着したというわけですね。
まぁ、そもそも、カレーという料理の成り立ちが違うんですよ。
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