前回はシンハラ語のセットになる子音を学びました。今回はセットにならない残りの子音を学んでいきます。
お読みいただく上での注意事項 serendipさんで週に1回80分のオンラインレッスンを受講していますので、基本的にそのレッスンで習ったことを復習していきます。 講師の判断で難しい部分は飛ばして教えてくれている場合もあります。使用頻度の高い部分から講義してくれているので、漏れなどあるかもしれませんがご了承ください。 学びながらの記事となりますので、間違っている部分があるかもしません。ご注意ください。 もしシンハラ語に詳しい方で間違いに気がついたら、ぜひコメントにてご指摘いただけると嬉しいです。
シンハラ語の子音
子音のつづき。同じ音の子音、セットにならない単品の子音を説明していきます。
口語の子音一覧
ක ka |
ග ga |
ච cha(ca) |
ජ ja |
||
ට Ta |
ඩ Da |
ණ Na |
ත tha |
ද da |
න na |
ප pa |
බ ba |
ම ma |
|||
ය ya |
ර ra |
ල la |
ව wa(va) |
||
ස sa |
හ ha |
ළ La |
|||
ඟ nga(nnga) |
ඳ nda |
ඹ mba |
ෆ fa |
魔王様
ම 「ま」ma | ඔ 「お」o |
子音同士で似ているわけではないのですが、母音の「お」にソックリな「ま」。なので《ま
おうさま》と呼びましょう😊
ම「ま」ma:発音は普通に「ま」
2種類の「た」
ට 「た」ta | ත 「た」tha |
前に説明した《ねずみ三兄弟》の「た」の他にも「た」があります。覚え方は気合で(笑)
ට「た」ta:発音は「た」ですが、日本語の「た」とは少し違っていて「い」の口で「た」と発音するといい感じ。最後が下がる発音。下に吐く感じ。
ත「た」tha:こちらは日本語の「た」。最後に口を開けて発音する。
「තは ta でいいじゃないか」と感じるかもしれませんが、アルファベット表記が意外と重要で、前後の音によって「ta」と「tha」は発音が変わるっぽいんですよね。
このあたりは、まだ研究中なので詳細は説明できないのですが、英単語と同様に前後の音に引っ張られて発音が変わる、前後に音が無いと発音できない。
そういった音があるようです。例えば、日本語の「ん」は前後に音がないと発音しにくいですよね。そういった感じです。
2種類の「だ」
ද 「だ」dha | ඩ 「だ」da |
シンハラ語には「だ」が2種類あります。これもアルファベット表記が違うことが2種類存在する理由かと思います。
ද「だ」dha:発音は日本語の「だ」。疑問形に使う「だ」はこれ。
ඩ「だ」da:いろんなところに登場するこやつ。日本語の「だ」とは発音が少し異なり、少し濁った音になる。発音が下にいく感じ。
2種類の「な」
ණ 「な」Na | න 「な」na |
2種類のシリーズ「な」。アルファベット表記が大文字なのは発音には影響なくて、使用頻度が低いほうを大文字にしています。
ණ「な」Na:たまにしか使わない。日本人には「න」と聞き分けできない音
න「な」na:ねずみ三兄弟
新しい文字
ෆ 「ふぁ」fa |
外来語が増えてきて追加された文字。日々変化しているんですね。興味深いです。
ෆ「ふぁ」fa:ファンタの「ふぁ」!
はじめに「ん」がつく子音
ඟ 「んが」nga | ඳ 「んだ」nda | ඹ 「んば」mba |
シンハラ語に特有の子音で、子音の左に「逆C」が付くと「ん」が最初に付く発音になります。
ග 「が」ga ↓ ඟ 「んが」nga | ද 「だ」da ↓ ඳ 「んだ」nda | බ 「ば」ba ↓ ඹ 「んば」mba |
ඟ「んが」nga:ග「が」ga の左に逆C
ඳ「んだ」nda:ද「だ」daの左に逆C
ඹ「んば」mba:これだけルールが違ってるので注意。英語と同じように b の前の n は m に変わります。
さてさて…
といった感じで、簡単な子音は説明終了です。次回、シンハラ語に特有な子音の変化型を説明します。ではでは😆
බුදු සරණය(ブドゥ サラナイ/budu saranayi)
仏様のご加護がありますように。
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