カレーの隠し味って、よく聞かれるんですけれども、たくさんありすぎて、ここで説明するのは大変なので、ポイントだけ説明します。
人間の味覚ありますね、五つの味覚、甘味、酸味、塩見、苦味、旨味。ま、カレーの場合は辛味が入ってきますけれども、この五つの味覚を意識して加えていくといいと思います。
人間の5つの味覚を意識したおすすめ隠し味
まずね、甘味の場合はジャムとか、チャツネを加えるといいです。酸味の場合は、レモンとかトマト。トマトも酸味に入るんですよね。
次は、塩味ですが、塩味は隠し味じゃないです。直接、塩で調整してください(笑) カレーは、塩味がほんとに重要。塩味の濃い薄いは、味に直結しているので、これは隠し味と言いますか、メインの味調整です。
そして苦味。苦みは、コーヒーとか使えますね。あとチョコレートとか。チョコレートは、甘味と苦味が加えられる隠し味です。カカオ100%のものを使えば、苦味だけを追加することができます。このあたりは好みですね。
あとは旨味です。旨味っていうのは、主にグルタミン酸のことを示します。これは鶏を煮た出汁だったり、肉などの食材から出てきます。また、純粋に味の素を加えても良いでしょう。あとはトマトもじっくり煮るとうまみ成分が出てきます。
といった感じで、「どの味覚に対して味を加えていくか?」という方向で隠し味を考えていくといいと思います。
5つの味覚以外にカレーで重要な要素
あとはカレーに重要なのは、香りですね。香りを加えるというのも隠し味の要素として重要です。
よく大阪のスパイスカレーを食べると、上からパラパラパラっと最後にスパイスを振りかけてると思うんですが、あれは「最後に香りをプラスする」という隠し味の一つだと思うんです。
あとは、「カレーは飲み物」というお店で言うと、トッピングでフライドオニオンがあるんですが、あれはフライドオニオンを上からパラパラパラと加えることによって、フライドオニオンの香ばしさを追加しています。
かれぇ☆はんたぁから一言
「人間の味覚のどの味覚に対してプラスアルファしていくのか」ということを意識しながらカレーの隠し味を考えていくと、おいしい隠し味を見つけることができるので、試してみてくださいね。