ダジャレだよなぁ。うーん(笑) インドの主食はナンですか? ということなんですけども…
「主食じゃないです!」
ナンは基本的にタンドール釜という釜がないと作れないものなんですよ。正式な製法で言うと。
日本のインド料理屋に行くと店先にナンを焼いているおっちゃんが居るじゃないですか。丸いものにペトッと生地を貼り付けて、釜の中にペトッてやっている人がいると思うですけども、あの、大きい釜がないといけないんですよ。
で、あれ、500kgくらいの重さがあって、簡単に動かせないですね。ちゃんとしたやつは。そんなものが各家庭にあるわけがないんですよ。なので、インドの人も「ナンは買って食べるもの」みたいな感覚ということです。
で、しかもナンという食べ物自体もインドのある特定の地方でしか食べられておらず、インドでもメジャーな食べ物ではないんですよ。
食べてて違いがよくわからなかったのでまとめました。 pic.twitter.com/5eUjHabypi
— ひゃーろん (@hyaluron_san) 2016年11月12日
ま、小麦食の地方はもちろんあるんですけども、ナンじゃなくて、チャパティというものを食べています。
チャパティというのは、ナンは強力粉から作るんですが、チャパティは全粒粉、小麦の籾を全部取らないで粉にしたもの。ホールウィートというやつですね。それを使って作ります。
だから、ちょっとパサパサなんですけども、それをフライパンみたいなものに、パァーって広げて焼くというものです。これは、全国、インド全国で食べられているもの。北も南もどこでも食べられているですし、非常にメジャーな食べ物ですね。
地方によってはロティと呼ばれることもあるんですが、ま、チャパティという名が1番メジャーです。これを主に食べていますので、どちらかと言うとインドの主食はナンというよりかは、チャパティですよ。という方が、正解に近いかな。
それもまぁ、南インドの方ではチャパティも食べますけども、ライス、ご飯を食べていますので、どちらかと言うと南インドの方はライスが主食。というのが、正解に近い答えになります。