まぁね、できないですよ。そもそもね、お店を開くのにお金が必要ですから!
バイトするのも大事ですけども、飲食業のバイトって、お金を稼ぎにくいですから、他にお金を貯めるような活動もしていく必要がありますよね。ということが、超現実的なお話としてひとつ。
ただ、「ラーメン屋とか他の業種に比べて、カレー屋は比較的、開業しやすいかな」とは思います。
寸胴一個と大きなお米を炊く炊飯器があれば、一通りのことはできますので、最初の投資がいくぶん減らせますが、やっぱりお金は無いとダメなので貯めていきましょう。
カレー屋の開業にもっとも重要なこと
でもね。カレー屋を開業するにあたっては、それ以外に、もっと重要なことがあります。これもうカレー屋に限ったことじゃないですが、飲食店を開くんだったら、まずね、食べ歩きをして、味をたくさん知らないとダメですよ。
お店を開いちゃったらもうね、食べ歩きをしている暇がなくなりますから。たぶん。「休業しないと食べ歩きできない」くらいの状態になっちゃう。だって、他のお店もみんなランチタイムに営業してて、ランチタイムが終わったら閉じちゃうんで、食べられないですよ。
なので、今のうちに食べ歩きをして、たくさんのカレー屋さんで味を覚えていきましょう。
カレー屋でバイトをしていれば、まかないとして、そのお店のカレーを食べますよね。毎日のように食べていると思いますが、そこだけで食べているだけじゃ、見えないものがあります。
いろんなところを食べ歩きをして、いいところを吸収したりとか、そもそもね、「舌を鍛えていく」ことをやったほうがいいですね。
嫌な客になって食べ歩きしましょう
例えば、毎日のように同じお店でで食べていると、「日によって味がちょっとずつ変わっている」ことに気づいたりします。そういった変化も感じるようになります。
「自分がお店を開く」というつもりで、食べ歩きするのと、「ただカレーが好きで食べ歩きしている」というのでは、見ている部分が違いますからね。
僕の場合は、カレー屋を食べ歩きすると、カウンターがあってキッチンが見える店だったら、大喜びでキッチンの中が1番見える場所に座ります。そこで、仕込みの様子とか、どうやって保存しているか? とか、全部見ています。
すごい嫌な客だと思うんですけども(笑)
でもね、「長年お店を切り盛りしている人のノウハウ」みたいな部分は、実際にお店を開いてから最も役に立つ情報だと思うんです。だから、こういった部分を食べ歩きをしながら見ていくことが、とても重要だと考えています。
カレー屋のバイトは辞めたほうがいい?
「それじゃあ、バイトを辞めた方がいい?」と感じるかもしれませんが、そうではありません。カレー屋でバイトをやっていれば、「お店が忙しいときにどうやってオペレーションをしているか?」ということを学ぶことができますよね。
自分ひとりで混雑時の状況をを経験するのは、なかなか難しいですから、これは非常に貴重な体験です。
実際にお客さんがたくさん入ってきている時に、どうやって食材をさばいていくのか、お客さんを接客していくのか、ということを勉強できますからね!
結論!
というわけで結論ですが、カレー屋を開業するのには、バイトをしているだけでは、もちろんできません。
でも、バイトは辞める必要はなくて、開業前の時間に余裕があるうちに、たくさん食べ歩きをしたりとか、試作をしたりとかして、できることはどんどんやっていきましょう。
という感じでございます。ぜひ、美味しいカレー屋さんを開いて、世のカレー好きを楽しませてください!
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