これはね、通じるか、通じないか、で言ったら、いちおう通じるんですよ。インドにもカレーと呼ばれる料理が存在しているので、通じるんです。でも、「カレーください」と注文して、いわゆるカレーライスが出て来るか? というと出てきません。
英語でも「Curry」という言葉はあるんですけども、日本人がカレーと呼んでいるカレーは、カレーライスって呼ばれるようになった時点で、和製英語という、日本にしか無い言葉だと思って下さい。
ちなみに、スリランカには「ライス&カリー」という料理がありますが、それもまったく違う食べ物です。
なので、インドにで「カレーください」って注文したら、一応カレーが出てきますけど、みんなが思い浮かべるカレーカレーライスは出てこない。ということです。
インドのカレーと日本のカレーは言葉の意味が違う
インドのカレーという料理は、「スパイスを使った煮込み料理の総称」のことを言うので、実際にカレールーっぽい料理が出てくるんですけど、カレーライスのようにライスに掛かって出てくるか? というと、その可能性はほとんどゼロです。
それは、インドでは、ご飯が主食じゃない地方も多いからなんです。もともと小麦を主食として食べることの多い国なので、スパイスの煮込み料理であるカレーと一緒に食べる主食は、ご飯ではなく、小麦粉で作ったなんらかのもの。
ナンだったりとか、チャパティだったりとか、というものなんですね。なので、インドで「カレーください」と注文したら、まったく別のものが出てくると思っておいた方がいいと思いますよ。
まとめ
まぁ、要するに、日本人がカレーライスと呼んでいるカレーという言葉は、和製英語なのです。だから、海外で「アイスコーヒー下さい」と注文しているのと同じ感覚だと思ってもらえれば分かりやすいかと思います。
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