飛び込みで料理教室の交渉した続きです。
そろそろ夕食の時間なのでランプライスを食べに行きます。
18:00。目的のお店はKaema Sutra(カーマ・スートラ)。コロンボのシャングリラホテルにあります。
シャングリ・ラ ホテル コロンボ – Booking.com
シャングリラホテルといえば、先日のスリランカ連続爆破テロ事件があった場所ですが、この時はすでに完全に復旧されていて面影はありません。ただ建物に入る時の警備は厳しかったです。
こんな看板がありました。
「体温を計測します」って看板なので、どちらかと言うとコロナ対策ではありますが、荷物チェックも厳しかったです。
シャングリラ・コロンボは海沿いなのでいい景色😊
Kaema Sutra(カーマ・スートラ)のテラス席なら、西向きに建っているのでサンセットが拝めます。
ここは男2人で来るところではありませんね(笑)
ミックスミートのランプライスを注文😋
さっそく着席。ランプライスはミックスミートが₨.1,500≒832.07円、チキンが₨.1,300≒721.13円。
メニューに説明が書いてあります。ふむふむ…
This beloved culinary gem has many cultural influences woven together by the Dutch colonisers and makes its appearance with flavorful rice and six delicious curries wrapped in a banana leaf. We bake to order and are proud to be the only ones doing so.
Available in mixed meat (mutton, pork and beef) or chicken where the rice is cooked in a stock made from the respective meats.
(以下、ほぼ直訳w)
この宝石のような愛らしい料理は、オランダ人の入植者から、たくさんの文化的な影響を受けています。風味豊かなお米と6つの美味しいカレーをバナナ葉で包んだ見た目をしています。注文ごとに焼き上げており、私達はそれを誇りに思っています。
ミックスミート(マトン、豚、牛)またはチキンを選ぶことができ、それぞれの肉から作られたスープストックで炊いた米を使っています。
そうなんですよね。ランプライスは、バナナ葉で包んだあとオーブンで温めるのが正式なんですよね。ただ、それだと提供までに時間が掛かりますし、お店ではなかなか難しいのが正直なところ。
* * *
川口さんは、めちゃ悩み中。私は料理が到着するまで時間が掛かりそうなのでミルクティも注文しました。
注文から30分ほどしてランプライス到着。
注文を受けてからオーブンで温めるなら、そりゃ時間掛かりますよね。オーブンに入れている時間だけでも15分は必要ですから。
ちょうど夕日が沈む時間だったので夕日を眺めながらゆったり待ちました😊
ランプライスはアルミホイルで包んで提供。
これは初めてかも。オーブンに入れるから? カトレットは別皿で。へぇ~。
川口さんはアーッパ(Appa)を注文。
普通のアーッパよりふた周りくらいは大きいです。すごい。普通のアーッパは直径15cmくらいなのですが、このアーッパは25cmくらいあります。
アーッパって大きくなると焼くの難しいと思うんですが、このサイズのアーッパが焼けるのはすごいですね。
というか、そもそもアーッパを焼くフライパン(Appa Pan)でこのサイズのものは見たことがありません。どうやって焼いているんでしょうか??
ビデオカメラをセットしてから食べます。
五つ星ホテルのレストランでテーブルの上に三脚を立てて撮影しながら食べるとか、無粋極まりなく申し訳ありません。日本や欧米のレストランなら「お客様、それはちょっと…」と注意されても仕方ないレベル。
スリランカの良いところは、スタッフがそんな雰囲気を微塵も見せないことですよね。他のお客さんも気にしてない客層なのが、また良いです。
アルミホイルの中にはバナナ葉で包まれたランプライス。
アルミホイルが大きくてテーブルを占領するので少し折りたたみます(笑)
このお店の包み方はシンプル。
開けたらビックリ。めっちゃ肉が乗ってますw 美味しそう!
手前側に肉以外のカレー。別皿のカトレットも一緒に盛り付けましょう。
まずは写真をパチり。
ナス。モージュかな?
これは食材の形が無くなるほど煮込んでドロっとチャツネみたいな感じになっています。
食べてみましたが何か分かりません。シーニ・サンボル? モルディブフィッシュ・サンボル? シーニ・サンボルにモルディブフィッシュをたっぷり加えたような味です。からい。
これはルヌミリスっぽい見た目ですが何でしょうか?
食べてみるとブラチャンでした。エビの風味豊か。
カトレット。柔らかい。ふわふわ。美味い😋 ツナ入り。ミートボールではなくカトレットでした。
サンバライス。ん? これはビリヤニ風なテイスト。いつも食べているサンバライスと違う味がします。別の種類の米なのかもしれません。
最後は肉とライスを一緒に。濃厚な味です。ちょっと辛い。ポークカレーを濃厚にした感じ。
高級店のカレーはスパイスが多くて濃厚なカレーが多いです。
美味しい😋 牛肉の味もしっかりと感じますね。
美味しい😋 けど辛いw
ランプライスは辛さ控えめなことが多いですが、カーマ・スートラのランプライスは辛いですね。味が濃厚なので満足感が高いです。食べきれないかも(苦笑)
でも、どちらかと言うとダッチバーガーユニオンのランプライスの方が好きかも。私の個人的な好みではありますがw 今日のお昼に食べたランプライスも美味しかったなぁ😋
→2/7[Colombo]ダッチバーガーユニオンのランプライスを食す【カレー修行 inスリランカ2020】
→2/8[Colombo]デリバリ限定の超レアなランプライスを食す【カレー修行 inスリランカ2020】
先ほどのシーニ・サンボル。モルディブフィッシュの味がしっかり。あまり甘くないので、モルディブフィッシュ・サンボルなのかもしれません。
モルディブフィッシュって、ちょっと高めの食材なので、家庭ではあまりたくさん入れないんですが、高級店は違いますなぁ。
この旅を振り返りつつ帰国後のことに想いを馳せる
日本に帰ったらランプライスでお弁当屋さんやりたいな。
マジで。今日のお昼に雑談して本気でやりたいと感じました。まずは、保健所の許可を取ったキッチンが必要。
今回の旅を振り返って「こんなにアホみたいに、ランプライスばっか食べてる日本人いないよね」って改めて思いました(笑)
とりあえず、スリランカでランプライス食べまくってる日本人ランキングの5位以内には入ってると思うww
次回、スリランカに来るときに今日のお昼に行ったお店でランプライスを習うのが楽しみです😊
旅の目的はシンプルなのが一番
もう少し早く今日のお昼のお店に行けたら、この旅行でランプライスを習えたかもしれないんですが、まぁ今回のメインはサーフィン🏄なので良しとしましょう(笑)
わざわざサーフボードを持ってスリランカまで来たのですから、サーフィンがメインでOK。今までは食べ歩きとか料理教室をメインで来ていたので、逆にサーフィンを我慢していたんですよね。
サーフエリアでボードをレンタルして波乗りしていましたが、やっぱり乗りにくいし、パスポートを預けたりトラブルも多かった。なので今回は「サーフボード持っていくぞ!」って意気込んで来ました😆
今回の旅行は「自分を癒す旅」
とテーマを決めて来たので、スパイスの仕入れとかも「できたらやる」くらいで、ガツガツ持って帰るつもりのなかったのです。
料理教室も一緒に結婚式に参加した友人が3回ほどセッティングしてくれたので「とりあえず習えるのは確定だからガツガツ探さなくても良いよね」くらいの気持ちでいました。
まぁ、そんなリラックスした気持ちで旅をしていたのが良かったのか、ミリッサでも何回か料理を習うことができて本当にありがたかったなぁ。と感じています。
新メニューのアイディア
そういえば、川口さんはイカ墨のアーッパを注文したのですが、生クリームが乗ってデザートみたいな感じで提供されました。
味見させてもらった印象でもデザートですし、アーッパで作ったクレープみたいな扱いなのかもしれません。
これ、中身をいろいろ入れ替えれば、クレープとかガレットみたいに提供できそう。と思い付きましたが、アーッパは焼くのが大変なので断念。
でも、ゴダンパロティなら事前に作って冷凍しておけば、注文を受けてから再加熱して中心に具を載せて包むようにすると、スリランカ版ガレットになるかも。今度作ってみようかな。
川口さんもお店を営業しているので、店主目線からスリランカ料理をどう魅力的に見せるか。仕込~提供も想定して、どうやったら喜んでもらえるか? みたいなことを割と熱く語ってましたw
食べている様子はこちら(無編集)
つづく(2021/01/19 7:00公開)
Kaema Sutra(カーマ・スートラ)ショップデータ
1, Colombo 00200 スリランカ
+94112670722
http://www.kaemasutra.com/
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。