カレーって美味しいですよね。「カレーを食べるとどういう効果があるのか?」という質問を頻繁に受けるんですが、どんな効果があると思いますか?
カレーは何でも効きます(笑)
たくさんスパイスが入ってますから、そう、何でも効いちゃうんです(笑) 美味しいし! まぁぶっちゃけスパイスは漢方薬なので、「その漢方薬が持っている効能そのものがカレーに含まれるよ」というふうに思ってください。
少しスパイスの例をあげて説明すると、例えば、ターメリック。ウコンです。ウコンの力が有名ですね。これは肝臓機能を高め、滋養強壮の効果があります。
といった感じで、いろんなスパイスが入ってますから、そのスパイスの効能に応じてカレーも同様の効果があると考えてください。
カレー全般的には、どういう効果があるのか?
また、「カレー全般的にどういう効果があるのか?」を知りたい人もいると思いますので説明しておきますと、カレーは暑い地方の食べ物なので、傾向的に「身体をを冷やす効果のある食べ物が入っている」ことが多いです。「夏になるとカレーが美味しい」というのはそういうことなんですよね。
マクロビオテックを勉強したことがある人はわかるかと思いますが、食べ物には「身体を冷やす食べ物」と「身体を温める食べ物」という二種類があるんですね。
ザックリ説明すると「地面の中に入っている根っこっぽいもの」は身体を温める傾向が強い食べ物です。そして「地上で採れる水分が多い食べ物」は身体を冷やす食べ物という感じです。例えば、トマトは身体を冷やす食べ物なんですが、スパイスだけじゃなくて食材にも効能があるんですね。
というわけで、カレーは身体を冷やす食べ物を使う傾向が強いので、冬にカレーを作るときとかは、身体を冷やす食べ物より、レンコンとか、ゴボウとか、身体を温める食べ物を使うようにすると、季節に合わせた美味しいカレーを作ることができますよ。
医食同源というアーユルヴェーダの考え方
なぜ身体を温める食べ物と身体を冷やす食べ物を意識するかといいますと、カレーはそもそもインド、スリランカ発祥のものですから、医食同源というアーユルヴェーダの考え方があります。アーユルヴェーダの教え自体が「季節や体調に合わせて食べ物を調整していきますよ。」という内容だからなんです。
そして、これは「病気になる前に病気を予防する」という考え方なので、カレーは何でも効いちゃいますよ。病気にならないんですから(笑)
見方を変えれば「カレーは漢方薬をそのまま美味しく飲んでるようなもの」なんですよね。だから、健康になりますよ(笑)
かれぇ☆はんたぁから一言
ようするに「カレーは万能の食べ物なんですよ」ってこと!