カレーライスは子供はもちろん、家族みんな好きだから、自然と作る回数の増える人も多いのではないでしょうか?
カレーの日が増えるとこんなことを感じてしまうお母さんがいると思います。
『こんなにカレーを作って手抜きと思われていないかな?』
カレーは確かに他の料理と比べると作りやすいイメージがあります。時間はかかりますが作業自体もとてもシンプルです。子供は喜んでくれるけど、お父さんはそんな点を気にしているのかも…。
ご安心ください!カレーライスは長年の歴史のつくりだした食べ物。手抜であるという言葉とは戦い続けてきました。カレーライスには立派な言い分があるのです。
カレーは手抜きなのか?これについて、カレーとは元々どういう食べ物なのかという点から考察してみたいと思います。
カレー大国スリランカの環境と食べ物
まずカレー大国スリランカを見てみましょう。
スリランカではとても暑い国です。なので食べ物が腐りやすく、料理はすぐに作れすぐに食べられるものである必要があります。
またスリランカには冷蔵庫がありません。なので冷蔵が基本出来ないので、出来るだけ早くできるものが料理の基本になります。
そしてスリランカは豊富な食材があり、それ故鮮度を重視する多に、材料の新鮮なうちに早く料理するのが一般的です。
この3つの理由から、スリランカの料理は手間暇を掛けるものは向いていません。素早くできるが美味しいもの。そんな料理が求められているのです。
そしてその要求を満たしてくれる料理こそがカレーなのです。
日本のカレーははたして手抜きか?
そんなカレーですが、これが日本の家庭で作られる場合、確かに手抜きです。手抜きか手抜きでないかというのは調理の条件や環境に依存しているので、食材の保存が行いやすく手間暇をかける事が可能である場合は、手抜きという言葉から脱せません。
そもそも手抜きという言葉は可能性から生まれます。色々なことができる中で簡単なものをセレクトすることの一種が手抜きなのですから。
そしてイギリス式のカレーである日本のカレーライスはカレールーを用いています、これもスパイスの利用を省いている分簡単に。もうお分かりですね。
そう、カレーライスは手抜き料理なのです。
もう手抜きと呼ばせない!いつものカレーに一工夫
とんでもない結論が出てしまいました。ですが逆に考えると手軽で、凄く美味しいという事はカレーライスの偉大さが分かるというものですね。
手抜きと言わせないためにはいつも作っているカレーライスにアレンジを加えてみると良いかもしれません。最後にそんなひと工夫の仕方をご紹介します。
スパイスを使う
本格カレーを作れば、手抜きともならないし、いつもとは一味違うカレーライスを味わうことも出来ます。
スパイスはスーパーなどで売っていますので好みに合わせてチョイスしてみてください。最初にスパイスを使ったカレーを作る時は、ターメリック、コリアンダーなどがお勧めです。
ある程度種類をいれないといけないので、最初は色々買わないといけませんが一度買ってしまえば何度も使えるので一回分の費用はそんなに掛かりません。
具材を変えてみる
具材を変えてみるのも一つの手段ですね。肉の種類や値段、海鮮、豆や野菜なんかも良いと思います。
他にもハンバーグを乗っけてみたり、焼いた肉を乗っけたりしてもいいかもしれません。
まとめ
カレーは手抜き、むしろここからスタートした方がカレーライスの可能性は広がります。カレーはその作りやすさゆえに、長年をかけて多くの人が関わり研究してきた歴史があるといっても過言ではありません。
もちろん手軽であってもカレーの世界はとてつもなく深いです。自分なりのカレー世界が見えてくるかもしれませんよ?