これには、まずひとつ、知っておいて欲しいことがあります。「辛くしたい」と考えると、最初に思い付くのが「唐辛子を加えればいいんじゃない?」だと思うんです。
で、チリパウダーを加えることが多いと思うんですが、「カレーを辛くするには、何種類かの方法があります」ので、それをご紹介しようと思います。
カレーを辛くするスパイス
まず最初にチリパウダーですね。そして、ブラックペッパー。黒胡椒ですね。実はこれも辛くなるんです。あとは、青唐辛子。まぁ、チリパウダーも唐辛子なんですけど、赤唐辛子と青唐辛子は、辛さの方向性が違うんです。
辛さには種類がある
カレーにはあまり使われることがありませんが、「辛さの方向性」という観点で見ると「わさび」の例を挙げると分かりやすいかと思います。
日本では「わさび」も「辛い」って言いますよね。でも、「わさびとチリパウダーでは、辛さの方向性がぜんぜん違う」っていうのは、分かってもらえると思います。
同じように、チリパウダー、ブラックペッパー、青唐辛子では、それぞれ「辛さの方向性が違う」ということを知ってもらえると嬉しいです。
インドカレーのような辛さを出すには?
で、本題ですが。まず加えたいのはチリパウダーですね。そして、スリランカカレーの場合は、ブラックペッパーを加えたいです。で、あとは青唐辛子。実は、青唐辛子を加えていくと、かなり辛くなります。南インド系の辛さを目指す場合には、青唐辛子を使いましょう。
ただ辛くするだけじゃ美味しくならない
そして、辛くするときに、もうひとつ気をつけて欲しいポイントがあります。
辛くするときは、塩味を強くして欲しい。
ま、塩味も「塩辛い」といって「辛い」という文字を含みますが、塩は辛さを引き立てる効果があるんですよね。
なので、チリパウダーを入れたら塩も一緒に入れる。そうしないと、辛さが出てこないんです。塩っぱくないと辛さって感じないんですね。不思議なんですけどね。
つまり、基本は塩とチリパウダーを入れる。南インド系の辛さを目指す場合は、青唐辛子も加えていくと、インドカレーのような辛さを再現できると思いますので、ぜひ試してみてください。
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