カウンターの古い鉄板を剥がすと母なる大地だったつづきです。
どれくらい腐っているか確認する
壁が完全に腐って穴が空いているので、コンパネを張り替えるのがベストなんですが、このコンパネ剥がしちゃったら、マジで超大変な工事になるよなぁ…
叩いて腐っている部分を確認しています。どうやら腐っているのは床から15~20cm程度の部分のみのようです。
ちょっと突くだけで、どんどん壊れていく壁。
ふざけんなよ、ボロボロじゃねぇかよ~
もういったん全部このへん壊すか。どこにビスが効くか分からないもんな、こんなボロボロじゃ。
うわっ、これ、あれじゃん。水道管だ!
水道管が走ってんじゃん、こんなところに。
水道管は右側へ続いています。これは、シンクの水道へ給水している配管ですね。
あ、こっちはもう腐ってない。
この部分を境に腐ってる部分が無くなっています。
この境目の上が以前に水道があった部分。
ここ腐った後がありますよね。
修繕工事の痕跡
あ、わかった。右側も全部腐ってて、比較的まだ丈夫だったこの部分から切断して右側を全部張り替えたんだ。
1.8mあるコンパネが1mほど先のあの辺りでコンパネが切れているのは不自然なので、この部分のコンパネは新設したみたいですね。
ビスが効く場所を確認するために、壊せるところは壊してしまいます。
壁の向こう側には基礎のコンクリート
ここに基礎があるんですよね。けっこう分厚い基礎が入ってます。でも境目がまっすぐではありません。
この厨房を作るときに基礎を削って掘り下げているのかもしれません。
あ、なんか床板が出てきた。これカウンターの向こう側にある客席の床板ですかね。
腐ったコンパネをどんどん壊します。
これなぁ、大工仕事がもうちょっと出来るなら、本当はコンパネを剥がして張り替えた方が絶対いいんだよなぁ。
かなり丈夫な基礎が出てきました。
どうも、基礎のすぐ上にクッションシートのようなものが貼ってあるみたいです。これは客席の床?
うぉ、なんか、ガッツリ空間がある。
ん? バールを上に向けると板がありますね。ということは、この上にある板が客席の床板だ。
へー、客席の床板下にちょっとスペースがあるんだ。もしかしたら古い床板の上に新しい床を張り直したのかも。
コールドテーブル(冷蔵庫)が置きたい
話は変わりますが、このお店の近くで閉店する居酒屋があって、コールドテーブル(冷蔵庫)がもらえるんですけど、奥行きが60cmのコールドテーブルなんですよ。
でも、このシンクは奥行き45cmなので、要するにそのままではコールドテーブルが入らないわけなんですよ。
右側にはみ出だせば置けるんですが、コールドテーブルの扉が反対側の壁に当たってしまって開かないんです(苦笑)
なので、コールドテーブルを置くならカウンター側に15cmめり込ませないといけないんです。
でも、そうなると、カウンター側のこの壁を壊して15cm向こう側に広げなきゃいけないんですが、
床にコンクリートの基礎がしっかり入っているので、これも15cm壊さないといけないんですよね。でもこれ、すごい固い基礎だから、壊すのものすごい大変。手で壊せるかも怪しいレベル。
これは素人仕事では無理ですね…
なので、奥行き60cmコールドテーブルはもう諦めましょう。
壁にビスが効かないから修繕できない…
こっち側はあまり壊したくないな… 板はボロボロだけどね…
ここの鉄板は剥がさないで、上から同じように鉄板みたいなものでビス留めしちゃいますか。
でも、コンパネが腐ってるからビスが効かないんだよな。後ろに柱があるならいいけど、無いっぽい。
というか、このコンパネはどうやって貼り付けてるんだ?
ビスを打つための柱がぜんぜん出てこないぞ。
ここに釘を打ってるから、この下に柱があると思いきや、見当たらないんですよね。
どうなってんの?
このラインを垂直に釘が打ってあるので、この下に柱があるはずなんですが、床との接地面に柱はありません。
あ、これ、一番下の部分にビスが効かないから困ったな。
このあたりにビスが効かないと鉄板を留められないな…
ビス打てるのこの高さくらいからだもんな…
あぁ、これどうしよう。
これ私の技術ではコンパネ剥がせないし、ビスは効かないし…
それに、この裏も絶対に腐ってるしなぁ。
そしたら、この手洗い場を外して、丸ごとコンパネを貼り直さないといけないもんなぁ。
できんのか?? できるか俺に??
できるか?? ちょ、ちょっと考えさせてくださいな…(苦笑)
つづく(2021/12/12 18:00公開予定)