カレーハンター協会編集部のHです。皆さん、究極の選択ってご存知ですか? 選択を悩ませる二つの事のどちらかをしなくてはいけないなら、どちらをするかという問題です。
究極の選択という名前を付けてしまうと分かりにくいですが、必ずやった事があると思います。例えば『名前が無いのと、コオロギ男という名前になるのだったら、どっちが良い?』や、『イケメンだがスタイルが悪いのと、不細工だけどスタイル抜群のだったらどっちが良い?』などが代表例です。うーん、確かにこれは悩ましい。
そしてカレーにまつわる究極の選択なら、絶対に皆一度はやったことのあるこの問い。『カレー味のうんことうんこ味のカレー、食べるならどっち?』
私も小さいころに、この問題を真剣に考えていた記憶があります。しかし私のみならず、この選択問題に明確なアンサーを出せた人は少ないのではないでしょうか。今回はこの難問に私なりの結論を出してみます。
カレー味なら何でも食えるハズ!カレー味のうんこを食べる派の主張
カレー味のうんこを食べる派の方々の主張から考えていきましょう。その代表として昔の私を例に出してみます。
私がこの難問に初めて出会ったのは小学生の頃だったと思います。小学生なりに、いや小学生だからこそ、かなり大真面目に考えていました。
そんな小学生時代の私がカレー味のうんこ派だった理由は、カレー味ということのあまりの魅力にありました。それが行き過ぎて『味がカレーなら、それはもうカレーじゃん』って考えていました、我ながらなんともアホな理由…。
うんこを食すということの意味をあまり理解していないから出る理由ですが、逆にうんこへの過度な偏見のようなものもなかったからでもありますね。
この例にも含まれていますが、カレー味のうんこを食べる派の主張は大きく分けると2つです。
一つ目は、味がカレーなら食べてもそこまで気持ち悪くはならないという事。
カレー味という無敵の要素が全てのマイナスポイントを消し去ってくれる感じは確かにありますね。
二つ目は、うんこ味という未知の味に対する恐怖心です。
どういう味かが分からないものを食べるには多少の事前知識が必要ですが、うんこに関してはそのあたりの情報も全くありませんし。
ちなみにうんこを食べたという伝説的存在になれるというおまけも付きます。珍食変食、色々ありますがうんこを食べた人というのはあまり聞いたことがありませんよね。確実に一時期英雄扱いでしょう。
うんこはやっぱり食べられません!うんこ味のカレーを食べる派の主張
しかし今の私は、うんこは何味だろうとべられないという結論に至りました。続いて現在の私の支持する、うんこ味のカレーを食べる派の主張を見ていきましょう。
まずは私が意見を変えた理由を述べましょう。理由は簡単です、私はうんこについてあまりにも知りすぎた……。
細菌たちを口から大量に摂取するのは無理
うんこというものが何からできているのかを知ってしまっているのです、うんこは60~70%が水分で食べ物のかすは5%以下、残りの成分が何かというと実は死滅した細胞、死滅した腸内細菌や一部生きた状態の腸内細菌なのです。細菌たちを口から大量に摂取するというのは、正直出来ないです。
うんこ味のカレーを食べる派の主な主張の一つ目は、これです。他に二つあります。
二つ目は、うんこ味への興味の強い人もいるという事。
うんこの味は、私は正直関心があります。もしかしたら味だけなら悪くないかも…?
三つ目は、食感などの味覚以外の要素についてです。
そもそも味覚というのは、ものを食べる時の多くの要素の中の一つに過ぎません。他に食感、匂い、見た目などが関わりますよね。うんこ味のカレーはあくまでカレーです、これら味覚以外の要素はカレーなんです、これは大きいメリットですね。
最終結論!どうしてもうんこは食べれません…
さて最後に結論を出しましょう。お互いの主張を見ると、これは味覚をどれくらい重視するか、そしてうんこが食べられるかの価値観の違いですね。ここは個人差が当然ありますが、私の結論は上記と変わりませんでした。私はうんこ味のカレーを食べます!
このチャレンジ自体は一回限りのものです。そこで重視するべきなのは、その時一時的に嫌かどうかではなく、長い目で見て支障が無い方です。そういう意味ではやはり健康のためにうんこを食べることは出来ません。
健康重視!!これが私の最終結論です。
正直言って、この選択に迫られる事態がないことを願いたいですね…。