なぜカレー☆ハンターは、いけばな教室をカレー研究所に改装したかったのか?

さてさて、相変わらずお酒を飲んで書いています。「深夜に書いたラブレター」の続きを書きましょうか(笑)私のカレー愛は底なしですよw 理由その2について語っていきましょう!

理由その2:ニコ生で料理枠配信をできる場所が欲しかった

今でこそ言えますが、カレーハンター協会のニコ生チャンネルは異様にカレー調理の動画、配信が少ないです(苦笑) カレーは食べ物ですから、やっぱり「美味しくてナンボ」みたいな部分が少なからずあります。

ですから、カレーをメインテーマに添えている以上、やはり調理映像というのは必ず欲しいコンテンツだと私も認識しているのです。

しかし実際にニコ生チャンネルを開始してみると、調理映像というのは、なかなかにハードルが高く、手間の掛かるものだということが分かってきました。

そもそも調理映像ですから、調理できる環境がなければ撮影すら出来ないわけですよ。しかも、私の作りたい料理は本格的なスリランカ料理です。もし仮にキッチンスタジオを借りられたとしても、一般的な食材だけでは調理が出来ないのです。

和食でよく使う、塩、コショウ、醤油、砂糖、油くらいは、条件の良い場所であれば事前に用意してあるキッチンもあります。しかし、スリランカ料理で使うスパイスが用意されている場所はまずありません。

というか、そんなの当たり前ですよね(苦笑)

現在、生放送で利用させていただいているワニスタも当然のごとく調理スペースはありません。これは、そもそも撮影スタジオですから当然のことです。なので、今は苦肉の策で登山飯と銘打って、持ち運びのしやすいキャンプ用の調理器具と調理手法で撮影できるレシピをお届けしています。

まあ、これはこれで何気に好評なのですがw やはり私としては、もう少し家庭のキッチンに近い条件でも作れる美味しいカレーレシピを紹介したいのです。

というわけで、それなりに設備の整った料理配信ができる環境が欲しかったわけです。

手元にはいろいろレシピがあるんですよ

私、スリランカで数十種類のレシピを習って来ているです。でも、バタバタしていて習ってきたレシピを整理きていなかったり最適化する余裕がなかったりで、正直もったいないと自分でも感じているですよ。

だから、そのレシピを整理したり最適化する作業を生放送か動画でお届けできれば、本気で美味しいカレーを作りたいと考えている人には、とっても役立つ映像になると思うんです。

この作業をやることによって、私自身もカレーに関する研究が進みますし、コアなカレーマニアの皆さんには、日本でも随一の情報源になるはずなんですよ。

ハードおたくが発信する情報が人類を進化させている…はず。

自分で言うのもアレですが、スリランカ料理に関しては、私、日本でもなかなかのマニアだと思います。そのハードオタクが、さらにスリランカ料理の深淵を覗こうとする一挙手一投足は、カレー業界を牽引するカレーマニアの心を揺さぶるに違いありません。

なんせ私は、すぐに寝食を忘れて没頭する「やりすぎ星人」なのですから(笑) 自分が「知りたい!」と思ったことに関しては、日本人的な奥ゆかしい態度なんて吹っ飛びます。それこそオタクの真骨頂ですよね!

というわけで、今後も私は私の知りたいこと没頭して、たぶん一般的な日本人では選択し得ないような行動を私自身としては、当然の理由として行動し続けると思います。

当面の目標としては「スリランカの公用語であるシンハラ語と英語を身に着けたい」と考えています。なんでこんなことを考えたかと言いますと、料理を習う時にシンハラ語と英語が混在した状態で教えてもらう状況が頻発していたからなんです。

一次情報を得ずして、その対象の本質を知ること叶わず

ちょっと話が逸れるかもしれませんが、私がカレーの研究をスタートした15年くらい前の話をさせてください。それはそれは数多くのレシピ本と、それはそれは数多くのカレー教室に通っていいた頃の話です。

片っ端からレシピ本を買って、片っ端からカレーを作って、片っ端からカレー教室に通って、私は気が付いてしまったのです。本を出版している人、カレー教室を開催している人達の中には、残念ながら「センスの有る人」と「センスが無い人」が存在する。と。

そもそも、レシピ本に掲載されているレシピは、その著者が現地で学んだレシピを日本でも作れるようにアレンジしたレシピなんです。私も現地で習ったから分かりますが、現地のレシピを日本で再現するのは非常に難しいことが理由です。

さらに、カレーという言葉が際限ない包容力を持つことを隠れ蓑した大人の事情が絡むと、酷いことに現地で習ったことの無い人も著者として本を出していることが、ディープに踏み込んでいくと分かってきました。

そうなってくると「これじゃ現地で学ばなきゃカレーの真髄は掴めない」と切実に実感しました。

しかし、他の人にもそれぞれの事情があるでしょう。多少、齟齬がある情報であったとしても、分かりやすい表現をすることで、カレーの奥深さに気づき、興味を持ってくれる人を増やす作用もあるでしょう。

だから否定はしません。でも、少なくとも私は「現地で学んだ1次情報を私なりの価値観で調整したレシピ」を皆さんにお伝えしたいのです。

他人がアレンジしたレシピを更に私がアレンジしたとすれば、恐らくそれは元の料理とは似ても似つかないものとなるでしょう。

これは人それぞれの価値観によると分かっています。しかし私は「1次情報を私はこう考えてアレンジしましたよ」という事実を含めて皆さんにお伝えしたいのです。

ガチトークはさらに続く

酔いが回ったこともあり、かなり熱くなって脱線してしまいましたが、要するに「現地のレシピを日本風にアレンジしたにも関わらず、それがさも現地のレシピかのように伝える」のではなく「私が現地のレシピをこういった価値観でアレンジしましたよ」という情報をお伝えする場が欲しかったのです。

なんやかんやで、かなりのガチトークになっていますが、これが私の本音です。

よりたくさんの人に読んでもらいたいなら、記事タイトルにキャッチーなキーワードを盛り込めば良いのですが、この記事は「本当にカレー☆ハンターに興味を持ってくれた人」だけに読んでもらえればよいので、超テキトーなタイトルなんです。

そんなわけで、まだあと2項目が残っているので、引き続き投稿していきますが「ガチでカレー☆ハンター好きな人」だけ付き合っていただければ嬉しいです。

ではでは、続きはまた後日。

川崎鶴見で「かれはん食堂~スリランカレストラン&バー~」営業中!

カレーハンター協会 理事長。スリランカ料理研究家。川崎鶴見で「かれはんキッチン」「かれはん食堂」営業中。しっかり辛くて美味しい「スリランカライス&カリー」作ってます。食べに来てね☆

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