インスタ映え狙いの名店もいいけど、こうゆう隠れた何気に美味いカレー🍛が好きです😳
近年は一般消費者の辛さ耐性がアップしているらしく、各社の辛さレベルが一昔前よりもアップしているように感じています。
個人的には、「カレーはある程度の辛さがあった方が美味い」と感じているので喜ばしい限りです。このすき家のカレーとん汁もピリッとしっかりとした辛さがあります。
なぜだか分かりませんが、すき家のカレーはバランスが良く、このある種イロモノと言える「カレーとん汁」もスパイスの使い方が非常に上手いです。
日本人が「カレー粉」といえば、まず最初に思い浮かべるのはS&Bの赤缶だとは思います。この赤缶の果たした役割は非常に大きいですが、食の多様性が広がってきた現在では、少々ノスタルジックな雰囲気があるスパイス配合であることは否めません。
この流れで、すき家のカレーとん汁も正直、食べる前までは「また、赤缶チックな配合のカレー味なんだろうなぁ」と半ばInstagram用に食べている気分だったのですが、食べてみてびっくり。基本のスパイス配合が赤缶とはまったく違っていたのです。
それも一般的な味覚と離れすぎず、かつ、目新しさを感じさせる配合でございました。カレーとん汁という、和風の要素を意識しながらインド感をしっかり出していくという調整で、広い層にアピールしつつ本格的でもある、なかなか開発陣の心意気を感じさせる一品です。
と、かなりべた褒めですが、カレーマニアの皆さんには、物足りない味であることは間違いありません。これは全国チェーン店の宿命でありまして、老若男女、広い層に美味しいと思ってもらえる味。というのは、カレーマニアが好きなドヤ顔できる味では無いこととご理解ください。
しかし、私は全国チェーンの宿命を背負いつつ、かつ、それを満たしながら、このレベルの味を完成させていることに感動を感じているのであります。
すき家さん、これからも美味しいカレーをよろしくお願いします^_^
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