スリランカ料理を自分で作ろうとすると、日本で手に入りにくい食材をどうするか? という問題にあたりますよね。特に、ランペ(パンダンリーフ)やカレーリーフの代用についてが悩ましいところ。
ランペ(パンダンリーフ)の代用は可能か?
カレーリーフの代用については別の記事に譲りますが、ここではランペ(パンダンリーフ)の代用は可能か? という点について、私の考えをお伝えしたいと思います。
まず、結論から言うと「ランペは代用できる食材は無い」です(涙)
なぜかと言えば、ランペの香りがあまりにも特徴的だからです。ランペの香りはスリランカ料理の特徴そのもの。ネットを検索すると、セロリの葉やバジル、レモングラス、ローリエで代用など、いろいろ出てきますが、正直これらの食材で代用するなら入れないほうが良いです。
代用として挙がっている食材は、どれも香りが強く特徴的なものばかり。チャーハンに納豆を入れたら全体が納豆の香りになってしまうように、特徴的な香りの食材は代用が難しいのです。
文化に根付いた香りは代用できない
例えば、和食にとって醤油の代用が難しいように、スリランカ料理にとってランペの代用は難しいです。そうゆう食材なんです。
ただ、ランペの香りは日本人にとっては馴染みの薄い香りだと思いますので、何も入れない方がスリランカ料理らしさを保てます。下手にローリエ、レモングラス、バジルなどの見知った香りを入れると、その香りが持つ印象に引っ張られますので。
ちなみに、カレーリーフをローリエで代用する人が多いですが、これも止めた方がいいです。カレーリーフも非常に特徴的が香りを持つ食材ですし、ローリエはハーブの中でも香りの強い食材なので、まったく違った印象の料理になってしまいます。
まとめ
遺伝子に刻まれた香りは代用できない。でも遺伝子に刻まれていなければ無くても気が付かない。
スリランカ料理らしさを強く出すなら、ぜひ入れて欲しい食材ですが、手に入らなければ下手に代用せず、潔く省略しましょう。
購入方法はこちらの記事で紹介しています。よろしければご参照ください。
スリランカ料理最高!
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