よぉお前らよく来たな。俺様はカレー☆ハンターだ。
これ、よく聞かれるんだよな。まぁ、確かに気になるのは分かる。つーわけで、両者の違いを説明してやんよ。
インド🇮🇳カレーとスリランカ🇱🇰カレーは、同じように見えてかなり違うんだ。確かに見た目はほぼ同じかもしれん。しかし、中身は別物だ。
まず、スリランカ🇱🇰カレーはインド🇮🇳カレーに比べて辛い。
インド🇮🇳はとても広い国なので、スリランカ🇱🇰並に辛いカレーを食べる地方もあるが、基本的にはスリランカ🇱🇰のカレーは辛い。
そして、その辛さにも特徴がある。カレー🍛を辛くするスパイスとして、お前らが最初に思いつくのは恐らくチリパウダーだろ? でもな。辛味を加える方法はそれだけじゃない。
カレーの辛さってのは、チリパウダー、ブラックペッパー、青唐辛子。大きく分けてこの3つが複合的に混ぜ合わさって構成される。
そして、スリランカ🇱🇰カレーの場合は、ブラックペッパー(こしょう)の辛さが特徴的。いま流行りのシビ辛ってやつだ。
インド🇮🇳カレーでブラックペッパーを使って辛くする料理はあまり見かけない。だから、インド🇮🇳カレーの辛さとスリランカ🇱🇰カレーは、辛さの方向性が少し違うんだ。覚えておけよ。
そして、インド🇮🇳カレーとの最も大きな違いがココナッツ🥥ミルクだ。
スリランカ🇱🇰料理は、ほんとうにココナッツ🥥を良く使う。ほぼすべての料理になんらかの形でココナッツ🥥が入ってるような状態だ。
いちおうインド🇮🇳でも西側のゴアといる地方ではココナッツミルクを使ったカレーがあるが、他の地方ではココナッツミルクを使うことはあまりない。というわけで、スリランカ🇱🇰カレーはココナッツ🥥の風味が特徴ってことだ。
「美味しんぼ」でも取り上げられたモルディブフィッシュ
最後にもう一つ。スリランカ🇱🇰料理の特徴を説明するのに最適なスパイスがある。これはスリランカ独特のスパイスで、日本の鰹節によく似ている。美味しんぼの24巻のカレー対決で有名になったモルディブフィッシュというスパイスだ。
このスパイスは、スリランカ🇱🇰以外で料理に使われることがほとんど無く、非常に特徴的な風味がある。モルディブフィッシュを一度でも食べたことがある人は「お、これモルディブフィッシュ入ってるな」ってすぐに分かる。
それほどスリランカ🇱🇰料理を特徴づけるスパイスだ。
まとめ
スリランカ🇱🇰カレーとインド🇮🇳カレーの違いは大きく分けて3つ。「ブラックペッパーの辛味」「ココナッツ🥥風味」「モルディブフィッシュ」これだ。覚えておけよ。
海原雄山『店主ちょっと聞くが… これは本物のカレーか?』
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