レンジフードを掃除して現実逃避した(#67)つづきです。
汚水桝に蓋をする
汚水桝の蓋をどうやって水平にするか悩んだ結果、水平に蓋をするのは諦めることにしました。
いまの私の技術では、上に重いものが乗る部分を強度を確保しつつモルタルを盛り上げるのは、かなり難しいと判断しました。
そんなわけで、汚水桝は地盤沈下をしたこの角度のまま蓋をします。
汚水桝にも排水できる必要がある
この地盤沈下をした角度で蓋をすると、床を水掃除した場合に水の流れが2方向になってしまいます。
そうするとコンロ側の壁際に水が溜まる構造になってしまいます。その水が逃げる場所が必要になるので、排水溝は完全に密封せず水が流れ込めるように蓋をしたいです。
ただ、普通にグレーチングで蓋をするだけだと、防臭トラップ無しに下水道に直結している構造なので、下水の臭いが上がってきてしまいます。
なので今度は「水は流れるけど、下水の臭いはしない」という絶妙な蓋のやり方を検討していきます。
鉄板を買ってきました。
排水溝の上にちょうどコンロ台の脚が乗るので、強度を確保するために蓋の上にこの鉄板を置きます。
こんな感じ。
ちょっと出っ張りがあってキレイにハマらないので削ります。
コーナンにコンクリート製の蓋があったので買ってきました。
コンロ台はなかなかの重さなので十分に強度を確保したいですが、鉄板だけにするか検討中。
うーん。やっぱコンクリートの蓋を入れたほうがいいかな?
厨房の床は水掃除ができるようにしたいので、テストで水を流してみます。
ちゃんと水は流れたかな?
この汚水桝には防臭のための封水部分を作れないので
「下水の臭気は上がってこないけれど水は流れる」みたいな感じに調整したいです。
鉄板が壁のケイカル板に当っているので少し削ります。
うん。いい感じ😊
縞鋼板(しまこうはん)にさび止め塗装をする
この鉄板は水に濡れる部分に設置することになるので、さびどめスプレーを塗って保護しておきます。
ちなみにこの商品はすでに販売終了したようです。
→Amazon | コーナンオリジナル 速乾さびどめスプレー 赤さび 300ml | スプレー塗料
使う前によく振って~
養生なしで、おもむろに「シュー」っとな(笑)
まぁ隠れる部分なので😆
表面はこんな感じでOKでしょう。
裏返します。
ちょっと濡れているので水分を拭き取って~
裏面も「シュー」っとな。
いい感じにハミ出ております(笑)
軽く掃除
細かい砂汚れが残っているので水掃除。ドライキッチンのほうが管理は楽だけど、油汚れが出やすいカレー屋は水掃除できたほうがキレイに保ちやすい😊
参考)【飲食店開業】厨房のドライキッチンとウェットキッチンの違いを徹底解説!それぞれのメリット・デメリットとは | 株式会社TO|名古屋の建築デザイン設計事務所
かなりたくさん水を流しましたが、ちゃんと勢いよく流れていきますね。
壊した部分の奥行きを計測
残りの部分のモルタルを盛る前に購入したコンロ台の脚がどのあたりに来るか確認します。
といった感じで、ひとまずモルタルを施工する準備完了です。
この記事を読んだ方は、こちらの商品も購入しています(大嘘)
つづく(2022/07/17 18:00公開予定)