
前回、長音の母音で50音表を説明しました。その際に「旗」が出てきたと思いますが、今回はその「旗」について説明していきます。
お読みいただく上での注意事項 serendipさんで月に2回80分のオンラインレッスンを受講していますので、基本的にそのレッスンで習ったことを復習していきます。 講師の判断で難しい部分は飛ばして教えてくれている場合もあります。使用頻度の高い部分から講義してくれているので、漏れなどあるかもしれませんがご了承ください。 学びながらの記事となりますので、間違っている部分があるかもしません。ご注意ください。 もしシンハラ語に詳しい方で間違いに気がついたら、ぜひコメントにてご指摘いただけると嬉しいです。
旗が付くと「っ」の読み
いわゆる詰まる音です。
シンハラ語の読みをわざとアルファベットで書いているのが気になっている人もいるかと思いますが、この音を説明するのにとてもわかり易いからなんです。
例えば、「か(ka)」行の場合、母音無しの音で「k」だけを発音します。前後に音が無いと発音できない音なんですが、音としては「っく」という感じになります。
「旗が付く」って何?
シンハラ文字には「旗(hal)」と呼ばれる文字を修飾する記号がありまして、この旗が付くと発音が変わります。日本語でいうと濁音にする「゛」半濁音にする「゜」が近いでしょうか。
「か」に濁点が付くと「が」、「は」に半濁点が付くと「ぱ」といった感じに同じ子音でも装飾がつくと音が変わりますよね。シンハラ語の旗も同じイメージです。
「ක(ka)」に旗が付くと「ක්(k)」
「ස(sa)」に旗が付くと「ස්(s)」
という感じです。
単に「っ」の音になるというより「子音だけの音になる」と説明した方がしっくりきます。
これは後日説明できるかなと思っていますが、私がわざと発音をアルファベット表記にしていることに関係しています。
例えば私の大好きな食べ物のアーッパですが、シンハラ語だとこんな表記になります。

ආප්ප/アーッパ(aappa)
「ප්」は単体だと「っぷ」という発音になりますが、前後の音との関係で「っぱ」という音になります。
これは、ひらがなカタカナ表記だと理解しにくいですが「aappa」とアルファベット表記だと、直感的に理解しやすいと感じています。
2種類の「旗(hal)」
また、旗には2種類ありまして「縦の旗」と「横の旗」があります。ここまで使ってきた「්」は縦の旗。

「横の旗」はヤンキー文字に付くことが多いです。ම(ma)、ව(wa)、ට(Ta)、ඩ(Da)、බ(ba)、ච(cha) のようなリーゼントのヤンキーには、だいたい「横の旗」が付きます。
詰まる音の一覧
| ක් k | ග් g | ච් ch(c) | ජ් j | ||
| ට් T | ඩ් D | ණ් N | ත් th | ද් d | න් n | 
| ප් p | බ් b | ම් m | |||
| ය් y | ර් r | ල් l | ව් w(v) | ||
| ස් s | හ් h | ළ් L | |||
| ඟ් ng(nng) | ඳ් nd | ඹ් mb | ෆ් f | 
さてさて…
これで一通り口語の文字について説明が終わりました。たくさんあって覚えるのがたいへんですが、文字が読めるとスリランカでの活動がとっても広がるので楽しみです。
最後に次回、これまで習った文字を後から何度も見返せるように一覧(50音表)にしてご紹介します。
පස්සේ හම්බවෙමු(passe hambawemu)
またお会いしましょう。



 
	        	        		 
	        	        		 
	        	        		 
	        	        		 
	        	        		 
	        	        		 
	        	        		 
	        	        		



 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			

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