「かれはん食堂」と「Barかれはん」は、最初から常設店で始まったわけではありません。
飲食店の空いている曜日や時間帯に厨房と客席を借りる「間借り営業」から始まり、目黒、渋谷、高円寺、新宿御苑へ。場所や営業スタイルを変えながら、スリランカのライス&カリーを届けてきました。
振り返れば、にぎわった日だけでなく、仕込みに追われた日、休業を決めた日、価格を見直した日、次の場所へ移る決断をした日もあります。そのすべてが、かれはん食堂を形づくってきた大切な時間です。
このページでは、間借りカレー時代の代表的な営業と、月ごとの記録を時系列でまとめています。
※掲載している日程・価格・予約方法は当時のものです。現在の営業情報ではありません。
間借りカレーとは?

間借りカレーとは、バーや飲食店が営業していない時間帯を借りて、カレー店を営業するスタイルです。自分の店舗を持つより小さく始めやすく、実際のお客様の反応を確かめながら料理や営業方法を育てられます。
一方で、間借りだから簡単というわけではありません。使える設備や収納場所、営業時間には限りがあり、食材の運搬、仕込み、提供、片付けまでを短い時間で行う必要があります。店舗ごとに厨房の広さや動線も違うため、その場所に合った営業方法を考えなければなりません。
かれはん食堂にとって間借り営業は、常設店までの単なる準備期間ではなく、料理と店のあり方を試しながら育てていく実践の場でした。
目黒・渋谷・高円寺・新宿御苑へ|間借り時代の歩み

- 目黒:間借り営業の出発点
- 渋谷:コラボイベントを通じて営業の幅を広げた時期
- 高円寺:「Barかれはん」として主に金曜夜に営業
- 新宿御苑:「カレー☆ハンター食堂/かれはん食堂」としてランチ営業を展開
- 川崎:プレ営業で店舗との相性や動線を検証し、その後の常設店へ
新宿御苑期に残っている号数付きの営業告知は、第122回まであります。
122回という数字だけを見ると、順調に続いたように見えるかもしれません。しかし実際には、毎回の仕込みや集客、場所ごとの制約と向き合いながら、一日ずつ積み重ねてきた結果です。
第122回までの節目となった営業
渋谷から新宿ランチへ

渋谷で開催した第14回では、直前に申し込みが重なり、お米が足りるか心配になるほどでした。その後は新宿御苑へ進出し、7〜9種類の料理を盛り合わせたスリランカのライス&カリーをランチで提供するようになります。
100回を超え、ランプライスへ

営業は第100回を迎え、「Barかれはん」の一日限定復活も実現しました。2020年には、バナナの葉で包んだスリランカ料理「ランプライス」を新たに提供。社会状況に合わせて、テイクアウト中心の営業にも切り替えました。
場所や営業方法を変えた節目

間借り営業の記録には、営業した日だけでなく、店の形を変えることになった節目も残っています。
高円寺での営業終了、新宿御苑への移転、緊急事態宣言による休業、ランプライスの価格改定、新宿御苑から川崎への移動。続けるためには、同じ形にこだわらず、その時々の状況に合わせて判断する必要がありました。
川崎では、まず2日間のプレ営業を行いました。実際に店を動かしてみると、ランチを一人で営業するには厨房や客席の配置が厳しいことが分かり、予定していた毎週営業を見直しています。
計画どおりに進めないことは、失敗とは限りません。無理を重ねる前に問題へ気づけたことも、プレ営業から得られた大切な成果でした。
月ごとの営業記録

当時の月間予定には、営業回数の変化や休業、新メニューの登場などが残っています。現在の予定としては利用できませんが、かれはん食堂がどのようなペースで歩んできたのかを確認できる記録です。
Barかれはん|高円寺期
カレー☆ハンター食堂/かれはん食堂|新宿御苑期
2019年の営業予定
2020年の営業予定
料理に残る季節と試行錯誤

「Barかれはん」の営業記録を読むと、同じスリランカのライス&カリーでも、その日の食材や季節に合わせて料理を変えていたことが分かります。
バターナッツかぼちゃのカレー、柿とみょうがのサンボル、身体を温める根菜料理、スリランカのミルクティ「キリテー」。決まったメニューを繰り返すだけではなく、その日に手に入った食材から味を組み立てていました。
間借り営業を振り返って思うこと

この記録を振り返って強く思うのは、続けることは、同じ形を守り続けることではないということです。
場所を変える。営業回数を減らす。休業する。手間に見合うよう価格を見直す。状況に応じて店の形を変えることも、料理を届け続けるために必要な判断でした。
第122回という数字は、もちろん大切な実績です。ただ、それ以上に残しておきたいのは、毎回の料理を楽しみに足を運んでくれた人や、場所を貸してくれた人とのつながり、そして一回ごとの試行錯誤です。
間借り営業は、常設店を持つまでの仮の期間ではありませんでした。限られた条件の中で、自分たちにできる店の形を探し続けた、かれはん食堂の原点です。
よくある質問

「かれはん食堂」と「Barかれはん」の違いは何ですか?
「かれはん食堂」は主にランチ営業、「Barかれはん」は主に夜営業で使用していた店名です。どちらもスリランカのライス&カリーを中心に提供していました。
どこで間借りカレーを営業していましたか?
目黒、渋谷、高円寺、新宿御苑で間借り営業を行い、その後、川崎でもプレ営業を実施しました。
どのようなスリランカ料理を提供していましたか?
複数のカレーや副菜を盛り合わせたライス&カリーを中心に、ランプライス、サンボル、マッルン、テルダーラ、キリテーなどを提供していました。
掲載されている営業予定は現在も有効ですか?
いいえ。このページは間借り営業時代の記録です。日程、価格、営業時間、予約方法は当時の情報としてご覧ください。
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常設店を自分たちで改装した過程はカレー屋DIY開業記、このサイトについては初めての方へにまとめています。
当時のイベント情報は、Facebook Eventsにも残っています。



































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