これね、確かにそう思いますよね。カレーパウダーとカレー粉。似てますよね。でもこれって…
レシピには、カレーパウダーって書いてあるので心配?
英語と日本語の違いなだけなんですよ。なので、カレーパウダーとカレー粉というのは、ぶっちゃけ同じものです。
だから、「カレーパウダーの代わりにカレー粉を使っていいですか?」 っていう質問をいただくときがあるんですが、代わりじゃなくて、「同じものなので、そのまま使ってください」とお答えしています。
「レシピには、カレーパウダーって書いてあるので心配」という人もいると思いますが、大丈夫です。そのまま使ってください。
同じ食材を違う名前で呼んでいることが頻繁にある
カレー以外の料理でもあることですが、特にカレーのレシピのレシピの場合、同じ食材を違う名前で呼んでいることが頻繁にあります。レシピを作成する人によって食材の呼び方が異なるんです。
例えば、チリパウダーとカイエンパウダーとか、レッドチリと鷹の爪と唐辛子とか。厳密には少し異なるのですが、ほぼ同じものですし、代用が可能です。
また、同じスパイスでも、パウダー状の時とホール状(丸ごと)の時で呼び名が混在している場合や、同じ植物でも生育の状態によって呼び名が変わるスパイスもあります。
コリアンダーは種の状態だとコリアンダーと呼ばれますが、茎や葉を使う場合は、パクチー(香菜)と呼ばれます。
フェヌグリーク、メティは同じ植物ですが、それぞれ英語名、ヒンディー語名です。また、メティの葉を乾燥させたスパイスをカスリメティと呼んだりもします。
さらに、同じレシピの中でも、英語名のスパイスとヒンディー語名のスパイスが混在していたり、「人種のるつぼ」たるインドらしさ満載です。
初心者殺しのカレーレシピたち
これってスパイスからカレーを作り始める初心者の時にハマりやすいトラップなんですよね。なので、「ちょっと良くわからないな」って思ったら、その名前で検索してみてください。
そうすると、別名◯◯という風に書いてあって、「実は同じ材料だった!」ということが結構あります(笑)
というわけで、レシピを見るときには、「同じ食材が何パターンか別の名前で呼ばれることがある」ということを覚えておいてください。
これを知っているだけで、カレーのレシピを読み解くことができるようになりますよ。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。