朝、カレーを作って、そのまま室温保存していて、夕飯にも食べて、お腹痛くなりました。っていう感じの質問なんですけども、これね、カレーじゃなくてもあたりますから(笑)
カレーの食中毒に関して、最近はウェルシュ菌がすごい話題になっています。
だから、ウェルシュ菌対策ばかりが話題に挙がることが多いのですが、カレーの食中毒を引き起こすのは、ウェルシュ菌だけじゃないんです。一般的によく挙げられる、サルモネラ菌とか、ブドウ球菌とかの食中毒対策もしっかりしないと、ウェルシュ菌対策だけをやってもダメ。
カレーをしっかり混ぜて空気を入れるとか、冷やす時はカレーが50度前後になっている時間をなるべく短くする、といったウェルシュ菌への対策だけをやってもダメですよ。ということです。他の菌が原因の食中毒も普通に起きるので、加熱とかをちゃんとする必要があります。
特に夏場は面倒でも冷蔵庫を活用してください
だから冒頭の例のように、朝、カレーを作って、夏の季節とか気温が高い季節で常温保存していたら、そりゃ腐ります。ということです。もし夜も同じカレーを食べたいのであれば、朝、カレーを作ったら、いったん冷蔵庫に入れて冷やしてください。そして、夜に食べる時にもう一度温める。という保存方法をしてくださいね。
菌を殺すためにしっかり加熱する。そして、なるべく菌が増えない状態を保つためにしっかり冷やす。ということが非常に重要です。これはカレーに限らず、作りおきするような料理は、すべて同じように気をつけて保存してくださいね。
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