カレーライスに添えるものと言えば、福神漬けですよね…

いやいや肝心なやつを忘れていました!カレーライスを支え続けている、存在はもう一人います。らっきょうです!

そんなメジャーならっきょうですが、意外に何も知らないですよね?どこで生まれたのか、なぜカレーに添えられるようになったのか、身体にはどんな影響があるのか。などなど。

今回はそんな気になるあいつのことを調べてみました。

らっきょう発祥の地 中国

らっきょうは、中国の中部から東部が原産の多年草です、日本原産ではないんですね。中国での栽培の歴史は古く、山海経(中国の戦国時代から秦朝・漢代にかけて徐々に付加執筆された、中国の地理書及び奇書)にも記載されています。日本へは平安時代に、薬用植物として伝わってきました。漢方のようなものです。

日本で野菜として栽培されるようになったのは江戸時代からです。当時の栽培地の主流は、鳥取や福井での砂丘地でしたが、明治時代以降、国内の各所でも栽培が始まりました。

カレーライスに添えられるようになったワケ

らっきょうがカレーに添えられるようになったのは、いくつかの理由が重なり合っています。通説では、戦前に帝国ホテルが列車食堂でカレーライスにらっきょの漬物を一緒に出し始めたらしいのですが、それが何故か?

一つ目の理由は、口をさっぱりさせるために他国で使われていたピクルスの変わりにしたというもの。そして二つ目の理由は、らっきょうとカレーライスは食べ合わせがとても良かったからです。

これについては次でお話しします。

とても高い?!らっきょうの栄養価

らっきょうは健康食剤としても最近有名になってきましたね。

らっきょうに多く含まれる硫化アリルという成分が、ビタミンB1の吸収を助ける効果があります。豚肉はビタミンB1を多く含んでいるので、ポークカレーとはまさに奇跡のコンビネーション!これがカレーライスにらっきょうが添えられるようになった大きな理由だと思います。

ビタミンB1には疲労回復、夏バテ防止、食欲増進、神経鎮静化、さらにはたまねぎやにんにくのように血液をサラサラにする効果もあるとのこと。

また硫化アリルは、殺菌作用もあるので、風邪をひいたときなんかも有用です。

らっきょうの凄さはこれだけにとどまりません…。ダイエット、保温作用、抗がん作用、抗酸化作用などなど。

ダイエットにいい理由は、らっきょうには「フルクタン」という成分が含まれているからです。これが、脂肪の体内吸収を防ぎ、他にも腸を整えたり、血糖値の急上昇を抑えたりするので、様々な方面からダイエットを助けてくれます。

しかしこの「フルクタン」は、熱や加工で変質してしまうので、ダイエットの時はらっきょうを生で食べてくださいね。

抗がん作用があるのは、らっきょうに含まれる「ジアリルスルフィド」といわれる成分のおかげです。この成分が、がん発症を抑える酵素を助けるとのこと。

また抗酸化作用を持つ、「サポニン」という成分も含まれている為、身体を全体的にケアしてくれます。

まとめ

らっきょうのことを調べてみると、その世界の広さ奥深さに驚きます。一つの植物から世界を見てみると、またいつもとは違うように世界が見えますね。

食物は伝わり、伝え、広がっていくものです。きっとそこにはその食物ごとの、ストーリーがあるんでしょうね。

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